プロフィール

山本賢一郎(やまもと けんいちろう)

昭和41(1966)年12月16日生まれ
東京都江戸川区在住 約30年
千葉県市川市出身(江戸川で野球やハゼ釣りをして育ちました)

 私は、江戸川区の葛西エリアに転入して約30年となります。その間に私たち夫婦は愛する二人の子供を育てました。
 江戸川区は、緑と水辺あり、医療機関も充実、どこに行くにも交通の便が良く、子育てにも仕事にもとても優れた環境です。私はこれからも江戸川区に住み続けたいと考えております。
 しかし、私は防災コンサルタントですので、江戸川区の防災をとても心配しています。来る大災害から、我々の命と我々の街を守らなければなりません。
 私は、「すべての政策に防災の観点を加える」ことのために、江戸川区を拠点に頑張ります。

山本賢一郎って何を考えている人?

1.私が「信条」としていること

私の信条は、「ゼロをイチにする」ことです。
無の世界から有の世界を創造するチカラを持つことこそがイノベーターとなれます。
私は、長らくNPO法人で「公共事業における防災分野の広報手法を作り出すこと」を職務としてきました。
広報はヒトの気持ちを掴むことですので、革新的な構想が必要と考えて防災をしています。

2.自身を取り巻く環境と課題

地球温暖化の影響を受けて、世界各地で自然災害が多発し甚大な被害が出ています。
わが国の自然災害は近年で劇的に増加し同時多発化しています。
公共事業で行うハード対策、ソフト対策の防災対策が間に合っていない現状にあります。
防災事業の周知と理解、市民の防災意識向上のために全国でソフト事業の企画を立案し、地区防災計画の推進を図るなど種々の提案をしています。
特に、中山間地域ではおしなべて過疎、少子・高齢化が顕著で、地域の防災対応は非常に困難な状態に陥っており、災害弱者、情報弱者の防災対策に課題を抱えています。これらのことは都市域にも直接、間接に影響を及ぼしています。
例えば、都心から離れた山地に降り注いだ大量の雨は、我々の住む都市域の下流へと押し出されて襲ってきます。押し出されたたくさんの水には土砂が混ざっており中流や下流の河床を上昇させてしまい洪水の危険が増してしまいます。
中山間地域の人口減少では、山や川の管理が手薄になれば土砂災害の原因につながります。また、都会に住む市民の文化交流、観光等の癒しの場も減少してしまいます。

3.防災事業を担う業界の実態

現在、自助や共助のためのソフト対策が急がれていますが、防災予算も市民の防災意識も十分ではありません。
また、公共機関の防災関係部局は縦割り構造の弊害があり無駄が多いことも指摘されています。
防災対策を担う民間企業である建設コンサルタント業の主な収入源は公共事業です。建設コンサルタント業は、主に調査、検討、計画、設計が主な仕事ですが、狭い業界であるために競争も激しく収益を上げにくいといった実態があります。この業界の人たちの頭脳が防災事業に直結していますが慢性的な技術者不足、新たな成り手の減少が顕著です。
民間企業の防災対策では、災害に備えるための事業継承計画(BCP)の策定が進められ、住民の防災対策では、「地区防災計画制度」が進められていますが、それぞれに予算もない、方法もわかないなどの問題が多く遅々として進んでいないのが実態です。

4.自らの構想実現に向けた決意

これらの課題にとどまらず、わが国はとても防災先進国などと言える状況ではありません。
防災の観点からみた公共事業のあるべき姿について、人口減少社会の中での地域活性策について、また公共団体と企業、そして市民とを繋ぐ中間支援のあり方や、市民の防災意識向上のための革新的事業策を立案し活きた政策の実現にお役に立ちたいと考えております。
また、私の政策テーマは、「コミュニティ防災」です。
私の称する「コミュニティ防災」とは、都市部に限らず地方でも住民同士のコミュニケーションが少なくなっていることから起こる様々な弊害を一つひとつ取り除き、防災の観点からコンパクトシティ化を目指すというものです。
疎遠になっているコミュニティを新たなムラ社会を創るイメージで、社会全体の効率化を図りたい、そして「防災リーダー」となるべき実務的な人材を増やし、持続可能社会に再構築できないか、その政策を実現させたいと考えています。

肩書

  1. 現在
  2. NPO法人 日本防災士会 理事
  3. 日本大学理工学部 非常勤講師
  4. 防災コンサルタント会社 代表
  5. 防災士・事業構想修士(MPD)
  6.  
  7. 元職
  8. NPO法人 土砂災害防止広報センター 理事長(国土交通省土砂災害防止月間推進協議会 委員)
  9. NPO法人 日本防犯協会 理事
  10. 衆議院議員 秘書
  11. 建設コンサルタント会社 勤務

学歴

  1. 事業構想大学院大学事業構想研究科
  2. 日本大学短期大学部 農業科
  3. 千葉日本大学第一高等学校
  4.  
  5. 所属学会 
  6. 地区防災計画学会・日本災害情報学会・土木学会・砂防学会・地すべり学会
  7.  
  8. 論文
  9. ・災害のワガコト感と防災のメタ情報―「三六災害」60周年イベントアンケート結果からの示唆―(地区防災計画学会2022)
  10. ・警戒避難体制強化のための現地観測機器の有効性について(砂防学会2020)
  11. ・水位等センサーシステムを活用した地区防災計画作成に向けた住民意識啓発手法(地区防災計画学会2020)
  12. ・現地観測機器活用による警戒避難体制の強化について(砂防学会2019)
  13. ・中山間地域・都市型土砂災害における自助・共助・公助の役割の違い~広島県を事例として~(日本自然災害学会2010)
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